月別アーカイブ: 2022年5月

あんた、今日は いったい何だね?

あんた、今日は いったい何だね?
勉強会だよ。施設に先生が来くれてさ。
ほおおお。勉強会?先生?あんたが?
そうだよ、オレが、勉強するんだよ。
ほおおお。いまは、何だね?
今、休憩。
休憩…ンなら、煙草のみない。
いいよ、いいよ。
イイから、イイから。ほれ、ほれ。
スンマセン。
先生ちゃ、誰かね。
あの人、あのメガネの人。
ほおおお。
よく、しゃべるよォ。
ほおおお。しゃべるかね。
口が、三つあるモンね。
ほおおお。そりゃまた…ん!あんた?あんた、先生?
頼みますよ。ここん人らは、みんな良い人ばっかりだから、
しっかり 教えてやってよ!
100歳の ババさんが、頼むンだから、頼みますよ!
ハイ!頑張って、しゃべります!

富山の伝統文化でもある「裂織(さおり)」

この写真は、デイサービスにぎやかの2階で、
にぎやか25周年記念セミナーの合間に撮ったものです。
富山の伝統文化でもある「裂織(さおり)」を
利用者さんを中心に取り組んでいる
にぎやかの裂織(さおり)織機の工房に、
「糸」が保管されています。
その「糸」で織られたチョッキを私が来ています。
「裂織」というのは、
使い古されてボロボロになった布を
人の手で裂いて裂いて、「糸」にします。
そして、新しい思いを込めて織りなし、
新しい命を持った布になるそうです。
富山の人々の人・物・お金を大切にする風土が伝わります。
松本さんが、裂織(さおり)の文化を
ご存知だったかどうかは、わかりませんが、
こんな風にご紹介頂き、嬉しくなりました。
ありがとうございます。
なんだか、もっと元気がでる感じです❗️

現場で認知症老人に振り回されている私たちは、
こんな情報なんか信用しない。

◆情報じゃなくて
現場で認知症老人に振り回されている私たちは、
こんな情報なんか信用しない。
目の前の老人のことを丸ごと感じて、
その表情、コトバ、それも意味より口調から、
仮説を立ててやってみる。
すると、10回に1回くらいうまくいくことがある。
それが現実だと知っているから。
ま、打率をなんとか、二割五分まで持っていければ、
認知症介護の達人レベルだ。
そんな試行錯誤を繰り返して無い人ほど、
新薬や対人関係技術に飛びつきたがる。
▲5年前の5月20日の高口光子:フェイスブックへの
三好春樹さんの感想です。
三好さんは、
私たちが現場で見てる聞いてる介護のことを
普通の言葉で言い切ってくれる。
そうそう、ソレソレって共感する自分が出てくる。
三好さんは、
自分が介護の現場で見てる聞いてることを
言葉でいったん外に出してくれて、
私こそが現場にあることを気づかせてくれる。
だけど三好さんは、
あなたが気づいたんだから、
だからこうしなさいとは言わない。
三好さんは、
ここから先は、考えましょう。
という態度だから、
そこから、
よーっしって勢いで動き出す時、
ちょっと、どうするのか言ってよ!って言いたくなる時、
えーっ!よけいわかんない!って混乱する時、
いろいろな自分がありました。
三好さんがいなかったら、こんなに介護のことを
自分のことを考えなかった。
ありがとう、三好さん。
って、また、弔辞みたくなってしまった。
実物と随分あっていないので、
雲の上の人になってしまった感じかなぁ。

にぎやか嫌々報告

阪井ゆかこさんが、管理・運営する
にぎやか・かっぱ庵に行って来ました。
私は元々、在宅サービスそして小規模は苦手です。
まして、地域支援は信じられないし、
何てったって、途中で辞めた阪井さんには腹が立つ。
大規模施設一筋の高口としては、
当然ですが、気になることばかりでした。
書き出してみましょう。
・お年寄り・利用者・家族・ボランティア・職員…
関わる人みんな『ちゃん』付け、呼び捨て、
ニックネーム❗️であいさつ・声かけ、おまけに、
 会議録まで愛称で記載。
 お互い本名知らないまんまじゃないのかな。
・感染症対策なんてどこ?って感じ。
 マスクしてる間もないくらい、喋る・飲む・食べる。
 子供がやたらチョロチョロして、家族はもちろん、
 ボランティアさんも業者さんも出入りフリーパス。
・記録がよくわからない。
 「お刺身が大好きだ。よし!食べに行こう」
 って、誰がいつどこでどうするのか、
 お年寄りの気持ちと職員の気持ちの区別がない。
 取り急ぎ、その晩『お刺身』がでる。
 で、それからどうなるのかどうなるんだろう。
・通常業務が整理されていない。
 だから、どの時間帯のどの業務に何人足りないか、
 いつまで経ってもわからない。
 でも、その日一日は終わります。
・会議が会議になってない。
 阪井さんが心を込めて一方的に喋る・喋る。
 そりゃあ阪井さんは立派です。すごいです。
 「で、明日からどうする」っていう
 具体的な決議が出る前に、阪井さんが、
 「アイスクリーム食べたい!」っていうから、
 会議はチョコか小豆かミルクかとかになる。
・神経難病の重度の方もいる、
 障がい者に区分される方もいる、
 脳卒中・認知症の方はもちろん、
 胃瘻造設の方、精神科緊急入院退院者、
 いろいろな病名・障害・経過を持つ、
 利用者・家族・ボランティアそして職員。
 このメンバーで、
 トイレ誘導・個浴入浴・好きな食事・
 薬は減らす無くしていく・身体拘束しない
 ・最期まで見届ける。
これらを日常としてやり遂げているのに、
 このことが職員の自信・確信になっていない。
 これが一番、問題。
・職員が自分の言葉で伝え、相手の話しを聞き、
 目の前のことに集中してなお、利用者と共に、
 今までを作ってきた。という、実感が経験に
 なっていない。
 利用者も職員も瞬間瞬間を暮らしている。
 馴れ合いでない信頼の深きを
 自惚れでない自信の豊かさを
 職員さんに持ってもらいたい。
と、なんだか自分が小姑になったような感じです。
瞬間を生きる「にぎやか・かっぱ庵」に、
人材育成なんて中途半端な未来は似合わないか。
 勢いで生まれ、感情・感覚でやってきて、
 自分のいない未来を見届ける気が
 経営者にあるかどうか。
 ここに、アドバイザー高口の契約が
 成立するかどうかという局面であります。
阪井ゆかこさん、よろしくお願い致します🤓

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売り切れ必至のため、お早めにお買い上げください。
◆特集 髙口光子 フリー宣言! 「次の新しい」へ
老人病院、特別養護老人ホーム、老人保健施設……と、40年に亘って老人ケアの現場に携わってきた髙口光子さんが、
いよいよフリーに!
施設ケアにこだわって「いい介護」を実現していくためにできることを具体的に提案してきた高口さんに何があったのか???
フリーになった経緯をたどっていくと、それは髙口さん個人の問題ではありませんでした。介護全体に関わる大きな課題……、
続きは本誌で!
◆たの思想な介護詩
選者が小林敏志さん(栃木・宅老所はいこんちょ)に変わって、新しい世界が広がっています。あなたの日常から生まれた気づきや思いをぜひお寄せください!
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その昔、タケダさんというとても熱心な 施設長さんがいました。

その昔、
タケダさんというとても熱心な施設長さんがいました。
私が、お会いした時は、既にお年寄りの施設の責任者でした。
以前は、
障害のある方や子供の福祉の分野で働かれていたそうです。
「私は高齢者介護の世界に来て、驚きました」
と当時、私が勤務していた施設に立ち寄られた時に、
話してくれたことがあります。それは、
対人援助の現場では、生活行為を共に行うことが基本にある。
【一緒に食べる】【互いに排泄を気遣う】【入浴を共にする】
これらの生活行為を同じ時間・場所で行うことこそが、
社会に傷つき、社会に生きにくさを持った施設利用者が、
入居という本人が最も不納得な生活環境の中で自分の居場所を
共に見出すために必要な人間関係を作る。
だからね、
利用者さんと職員は、先ずは一緒にご飯を食べるところから、
関係作りが始まるんですよ。
最初は「関係を作ろう」なんて意識的なんだけど、
おいしい!スッキリした!ああ、気持ちイイ!なんて、
同時に体験していくと、
意識しなくても関係が豊かになっていく。
それが、私たちの仕事の基本だと思っていました。
それが、高齢者の分野では通用しないんですよ。
それは、不潔だって言うんですよ。驚きました。
休み時間にならないって言うんですよ。信じられますか。
「感染したら責任問題だ、労働基準法違反だ、訴える」
こんな感じですよ。
それでは、あなたはどんな介護がしたいのですかと問うと、
「お年寄りとコミュニケーションを取りたい」というんですよ。
なんでしょうかね、これは。
現場にかかる法律・制度と、職員のやりたい仕事、
何よりお年寄り一人ひとりが望まれる介護。
この三つが無理なく重なる為の知恵と工夫を
時間を忘れて、語り合いました。
タケダさんは、一つの答えを持っていました。
今までの集団処遇をやめて、
少ない人数で家庭的な雰囲気を大切にして、
馴染みの関係を作る。
そして、そこから地域に繋げていくユニットケアです。
その後の展開と活躍を遠くに見て、
すごいなぁと思っていました。
私は、相変わらず、忘れた頃にやってくるこの話題。
職員が感染したら責任問題ですからね!
休み時間が取れないなんて、法律違反です!
この話題が出るたびに、
以下を何度も問いかけ、考えて来ました。
基本となる学習を行なっているか。
新人をはじめ、職員誰でも実践可能な対策を取っているか。
法人、責任者、上司の方針を示し、
具体的な指示になっているか。
申し送りは、できているか。
業務の見直しは、繰り返し実施しているか。
職員同士の声かけの実際を確認しているのか。
その職員の承認して欲しい気持ちは誰が受けるのか。
以上は、一度出来上がったから、これでお終い!
ということはない。
時代と共に、今いる利用者と共に、働く職員と共に、
何度も繰り返していく。
いつか、皆さんと意見交換できると良いですね。