日曜討論出演

明日7月16日(日)のテーマと出演者が
先ほどわかりました。
お知らせを見ると、
皆さん、知らない方ばかりであります。
私は人見知りなので、緊張します。
介護の現場から何を発言したら良いのか、
戸惑っております。
先ず現場は、インフルエンザをベースにした
従来からの感染症マニュアルを読み返し、
伝え合い確認して、何より「やり方」手技を
徹底していった。
そのうちフェーズという言葉が出てきて、
緊急事態宣言・不要不急・学校閉鎖など、
今までとは異なる意味合いの使われ方をする
言葉が飛び交うようになった。
職員の出勤が濃厚接触という新しい規定で、厳しくなる。
死亡者の連日の報道・大変な医療現場の様子などが、
これがパンデミックなのかと、思いながらも、
現実、目に見える状況との、
何とも言えないアンバランスを感じながらの不安を
「全体」と同じにする、「みんな」がしていることをする、
ことで安心しようとしていた気がする。
同じにしようとしているそのうちに、
お風呂でも付けてる継続マスクに意味がないという人と、
意味なんかなくてもマスクすることに意義ありとする人。
国の方針が私の方針という管理者と、
国の方針を踏まえてなお私の方針を語る管理者
クラスターで強くなるチーム・壊れるチーム
強くでる看護師と、私はわからないからという看護師に、
大きく分かれる。
現場の様相がそれぞれに異なってきた。
感情と根拠が交錯してなかなか面倒な状態なのに、
会議・研修・申し送り中止、そしてお昼ご飯は黙食。
話し合えないから納得した方向性が出ない、
一人で考えても行き詰まってしまう。
辛いのはターミナルのお年寄りと、
認知症のお年寄りの面会制限・行動制限でした。
ただし、
家族は面会禁止だけど、外来受診はご家族にお願いする。
これだけは最初から変わらない。
医師・看護師の在宅での活動にはコロナ加算がついた。
在宅ヘルパーの活動は認められていなかった。
でぃぐにてぃの吉田真一さんが、声を上げた。
ちゃんと考えている人がいる!と思った。
陽陽介護とか言われだすと、
やってもイイんだとも思うし、
そこまできちゃったのという反応もあった。
そして、2類から5類移行となる。
現在は、
今までを振り返り自分たちで考えて進もうという現場と、
相変わらず思考停止をそのままにしている現場と、
大きく分かれている。
感染症のための感染症対策は、
あらゆる人間関係・接触を断つことにあります。
介護の本質は人間関係だから、
私たちが考えなければならないのは、
お年寄りのための感染症対策です。
コロナから学んだ様々を
これからに活かしていきたい。