行って来ました‼️佐賀県唐津市

行って来ました‼️
3月は佐賀県唐津市→写真は唐津城です❗️
看護小規模多機能 むくの皆さんと職員研修
小規模多機能   むくに宿泊
主催 :からつ小規模ネット 
会場 :唐津東松浦医師会医療センター
テーマ:介護職の人材育成
小規模施設は「家庭的雰囲気」を大切にして、
まるで「家族のように」介護しています。
これが大規模施設には無い、
小規模施設の良いケアのあり方です。と、
言われていた頃もありました。
実は、これが小規模施設運営を苦しめました。
この世の中で、
一番やっかいで、迷惑かけてくるのは家族です。
そして、一番愛おしくて、心配なのも家族です。
これを仕事でやるのですから大変です。
「利用者を自分の家族だと思って介護します」
これは、自分の身内のように心を込めて丁寧に関わる。
という介護を示した言葉で他意はないのでしょう。
そこに背中合わせにある関係の私物化・支配・依存の
リスクに小規模管理者は大規模管理者以上に
慎重になるのが、小規模管理運営の特徴です。
この利用者と職員の関係と同じく、またはそれ以上に、
やっかいで慎重にならなければならないのが、
同じ職場で働く職員と職員の関係です。
一緒に働いているのだから、当然、嫌になる時もある。
大規模施設だと、
その人を避けようと意識しなくても、
顔を見なくても済むことができます。
その人と離れたいと工夫しなくても、
声を聞かないで済むことができます。
小規模は、そうはいかない。
その人の存在が目につく、耳にさわる、鼻につく。
ムカつく、カチンとくる、グサっとくる、イラつく。
同じ勤務で重なるしんどさは誰かを「標的」にして
発散しないと乗り越えられない。
その「標的」さんには申し訳ないが、一人を失うか、
全員潰れるかを管理者は選ぶような心情になってくる。
まぁ、こうなると病的なイジメ集団になってしまいます。
その「標的」が、
利用者となると、虐待。職員だと、ハラスメント。
ここまで来たら、アウトなので、管理者たちは、
日常的な、まだ問題になっていない今を守る管理の
実践を求められることになります。
それは、愚痴をきく・相談に応えるから始まって、
話し合いを持つ・会議を開催する・面談を定期に行う
・研修を年間計画で実施するなどとなります。
今回、お世話になった「むく」の経営者・佐伯さんは、
ほとんど反射神経フル回転でその管理をやっています。
看護小規模多機能「むく」の管理者・田中さんは、
手ぐすね引いて準備万端で『研修』を企画していました。
内部じゃないけど、なんだか完全に外部でもないような
そんな立場の人間(今回は高口)が、
そこで働く職員を解体し、解放されていく勉強会。
これが、小規模事業所には必要だということを
直観として「むく」の皆さんは気がついていました。
なので『研修』は、よく笑い・よく泣き・よく発言し、
相手の話に聞き入っていました。
そして、私たちは家族ではなく、友だちでなく、
介護職として出会い、ここにいることを確認していました。
なかなか良いですよ「むく」
からつ小規模ネットの研修は、
大規模・小規模共通して、現場実態を見る👀その視点を
整理して、お伝えしました。
新年度の計画・目標作りに役立てて下さい。
それでは、唐津の皆さん、お世話になりました。
ありがとうございます😊