12月になり、新年度の事業計画をたてていますか。

計画があって実態があるんじゃなくて、
今の実態があって、
更に手に入れたい介護があるから計画をたてる。
計画をたてると、人の動きを考えますね。
それは、数合わせのために動くのではなくて、
そのやりたい介護を形にするため。
その部署の充実のため。
その人の成長のため。
より良い事業計画には、より良い人事異動があります。
職責の高い人こそ異動する。
施設や 事業所で、
同じポジションに いつまでも
同じ人物が 居座るのは、良くないことが 多い。
リーダーと職員との いわゆる親しみや、信頼関係は、
時に、一方的にあてにしたり 丸投げが 横行し 、
馴れ合いが 起こり易い。
どんなに 丁寧に作った手順 仕組みも、
どんなに 志が高い人でも、
長い間の 使い勝手のなかで、
気づかぬうちに 自分のイイように してしまう。
これを「私物化」と 言います。
特に 小規模事業所は より注意深くしないと
その密室性が 高くなりやすく
何が おかしいのか そこにいる職員たちだけでは
わからなくなっていく。
大規模事業所は 人数が 多いからこそ気づけることも
多いはずなのですが、
「前から そうだった」という事実が 大きくて
「あの人が いる限り 変わることは無い」という空気で
現実の問題をあの人(リーダー)のせいにして、
今いる自分が現場を変える事を忘れさせてしまいます。
安定している事業所も ……安定しているからこそ、
リーダーの 異動や ポジションの変更をしないと
組織やチームは、腐ってきます。
異動の一つの目安になるのは、
リーダーが、「私 ずっとココにいたいな!」と思った頃です。
これが、異動の旬です。
しかし、リーダーが 変わるたびに ケアの質が
コロコロ変わるようでは 困ります。
自分(リーダー)が、居ても居なくても
ケアの質は 落ちない。
リーダーが、居ないほうが よりケアは 充実する。
そんな 後輩に 託せる現場作りのために
役職者は、努力してきたのです。
それでも、腐ってしまった施設の たて直しは、
リーダー研修でやりましょう。
と職員と研修担当者と打ち合わせる。
おばあちゃんと目があう。
わたし、ご飯 食べましたから、どうぞ。
わたし、人の話しは聞かない。
聞くと 言いたくなるから。
あなたは 話してイイから、
あなた 話したいんでしょ。
わたしは 聞かないように してるから。
わたし、ご飯 食べましたから、どうぞ。
わかりました。
もっと、考えます

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