高口光子の介護施設で見届けるターミナルケア

生活支援の場のターミナルケアとは、
医師が必ずしも、常勤ではいないところで、
人として見届けること。
病気の治療が及ばずの死ではなく、
人が自然の一つとして、花が枯れるように木が朽ちるように、
穏やかに見送ること。
人体のみではなく、人生を支えきること。
病名ではなく、だった一つの名前で逝くこと。
お年寄りの真なる願いは、
残された家族・関わりある私たちが、
自分(お年寄り)との生活や、最期の日々を
家族・私たちが思い出すことで
これからの生きる力になることです。
肉体一つがなくなったことで、
自分がここにいたこと、生きていたこと、
それを忘れ去られることが一番、寂しい。
私はあなたを忘れない。
この生活支援の場のターミナルケアで大切なのが、
家族の存在です。
この家族に注目して、ターミナルケアを考えてみましょう。
https://youtu.be/zhPr-bei3lc