感情が大事
昨日、話をしていました。
私は、何より感情が先だし、
感情が大事❗️なんて言いました。
相手は、苦しむだけの感情ならば、
理性で断ち切って生きていく。
だから、理性が大事。と、言う。
私は、理性で感情を抑えるなんてあり得ない。
行動は時に変わったとしても感情は残る。
抑えられれば、抑えられるほどより強くなる。
相手は、その感情だって、
理性で刷り込まれているんだと言いきる。
初めての体験に出会った時、人は、
まだ、言葉の付いていない感情に言葉をつけて、
この感情はコレだ!と、その感情を理性で受け容れる。
そうやって、社会や職場で暮らし生活していく。
認知症のお年寄りの、思わぬ行動に現場で、
初めて出会う。
今までの人生で体験した事のないこと。
トイレ以外のところで大人が排泄している。
優しそうなおばあさんが、隣の人の食事を手掴みで取る。
自分が泥棒となじられる。
唾をかけられる。
お部屋に行ったら、呼吸をしていない。
こんなこと、生まれて初めてのことばかり!
ここで今感じている、私の…私は何なんだ。
相手は言いました。
この時、出会う言葉が感情の名前になる。
誰が何をその時、どんな言葉と気持ちを伝えるか、
それが後の、認知症のお年寄りと自分との介護の
素(もと)になっていく。
春には、新社会人も含め、介護は初めてです。
という新人さんがやって来る。
最初に出会う言葉として、私たちは考える。
それに応えられるよう、皆さんと考えたいです。