自分に人を思う気持ちが有れば、
そこに介護(ケア)があります
自分に人を思う気持ちが有れば、
そこに介護(ケア)があります。
あなたに人を思う気持ちがなければ、
それは介護(ケア)ではありません。
それは、
できることならば自分はやりたくないという
世話(作業)となってしまいます。
介護と世話は違います。
と、学んできました。
介護(ケア)に繋がる人を思う気持ちというのは、
この人と一緒にいて、この人の喜ぶことをしたい。
ということです。
「この人」というのが、家族・恋人・友達など、
先にその人との人間関係に、
名前がついているととてもわかりやすい。
先に名前のついている人間関係(例えば親子関係)では、
損得抜きで無償の介護(ケア)だからこそ、
価値があるとも言われます。
親子・兄弟・恋人・友達の介護(ケア)=関わりに、
金目当てとか、対価が求められた途端、価値が下がる。
意味さえ変わってくるようです。
さて、私たちは恩も義理も、地縁・血縁もない、
先に名前のついた人間関係もない全くの赤の他人に、
お金を給料として受け取って介護(ケア)を
仕事にしています。
無料の介護だから価値が高く意味が深い。
有料の介護だから価値が低く意味が浅い。
と、思われているところもあるようです。
だから、介護にあまり高い金額を
つけたくないのでしょうか。
仕事としての介護(ケア)には、
あらかじめ在る人間関係から求められる無料の介護とは
異なる価値や意味があるはずです。
それは対立するのではなく、
互いを補完しているようです。
無料の介護は一人ぼっちになってもやります。
仕事としての介護(ケア)は、
一人ではできないことを知っています。
だから、組織基盤・法的根拠が必要です。
基盤も根拠もなければ、
それを越えることができません。
だから、チームが必要です。
まず人数を整え、
その数が人としての繋がりを求めます。
だから、互いに持っている人を思う気持ちを
互いに確認する必要があります。
言葉・文章・図表にして、
職場を持って伝えて行きます。
私は、お金をもらえる介護の為の
人としての関係
信頼となる継続
見届ける責任
これらを明らかにするために勉強したいと
思っています。
これらを一緒に考えられる研修会したいと
思っています。
よろしくお願いします。