「認知症の人の心に届く、声のかけ方・接し方」
「認知症の人の心に届く、声のかけ方・接し方」
この本が沢山の介護現場に届いているとのこと。
嬉しい限りです。
この本を使って勉強会をしていると報せが届く。
感謝の気持ちでいっぱいになります。
ありがとうございます。
人手不足にコロナが被さり、
介護現場は追い詰められました。
何とか乗り越えて、5類指定にて、
コロナ以前の現場に戻れると気持ちを切り替えたけど、
どうにも、よくない。
コロナの3年間で、
会議・研修・面会が中止となりました。
申し送りもノートを見て下さいのソコソコです。
食事も黙食、更衣室のおしゃべり禁止・会食無し。
お年寄りの介護で戸惑うこと、疑問に思うこと、
振り返る介護、これから挑む介護を私たちは、
語り合いたい・伝えたい・思いを重ねたい。
それは、仕事としての介護の必須条件です。
だから、これらを私たちは仕組みとして、
現場で積み上げてきた。
コロナを理由にあらゆる職員の関わりは、
根絶やしになってしまった。
このことの目には見えない影響は、大きい。
入職3年目のこれから先輩格になる職員は、
人と人が直接接する会議・研修を殆ど知らずにいる。
異なる思いと違う意見が今・ここに重なり、
新しき視野を得て、同じ言葉を持てたからこそ、
同じこれからを見る瞬間を仲間と持てることを知らない。
各現場の介護の質が落ちたとつくづく思う。
言葉・仲間・体験の共有をあまりに不足させたからだ。
コロナは終わった。
少なくとも、強要される思考停止状態は終わった。
一人ひとりが、考えながら踏み出して欲しい。
この本を上手く利用して欲しい。
https://www.youtube.com/live/pLH_4yKMvuA?feature=share