「史上最悪の介護保険改定を許さない!院内集会」を開催しました!
2024年に改定される介護保険の中身が
とんでもないことになっています。
なんとしてでも、これは阻止しなければならないと思った介護・福祉に関わるさまざまな人たちが集まって、
今、声を上げています。
ブリコラージュの編集部も実行委員として関わっています。
18日、これまで開催した4回のオンライン集会の総決算となる「院内集会」を衆議院第一議員会館、大会議室でハイブリッド(対面&オンライン)開催しました。
動画視聴回数が20日16時の時点で7224回。すごい!
発言者に割り当てられた時間は5分! 記者会見も含めて2時間という制約の中で発言者12人なので、こんなに短い時間になってしまうのです。発言者は、デイサービス管理者、ヘルパー連絡会代表、家族会代表、社会学者、大学教授、医師、労働組合……など、本当にさまざま。共通しているのは、「これまでだって改悪に次ぐ改悪だったけど、今度の改定だけは許せない!」という危機感です。
「宅老所いしいさん家」の石井英寿さんはリアルで、
「介護は会議室で起きているんじゃない、
現場で起こってるんだ!」と叫び、
にぎやかの阪井由佳子さん、高口光子は、富山から「このゆびとまーれ」の惣万佳代子さんとオンラインで
「国にないのはお金ではありません、理念です」と。
ヘルパーによる寸劇(訪問介護ヘルパー国賠訴訟原告!)もあって、超充実した抗議集会になりました。
私たちが反対している改悪は以下のとおりです。
① 自己負担2割を標準にするな!
② 要介護1・2の訪問介護、通所介護を地域支援・総合事業に移すな!
③ ケアプランを有料にするな!
④ 施設にロボットを導入して職員配置を減らすな!
※「福祉用具の一部をレンタルから買い取りにするな!」も挙げていましたが、これは審議の過程で外されました!(ヨカッタ)
非常に複雑で難解な介護保険の仕組みですが、無関心でいてはいけないと痛感しています。
このままでは、「介護」は「後処理」になってしまいます。
いい介護を実現することは、利用者が生き生きと暮らせるためだけでなく、介護職が元気に誇りをもって働いていくためにも必要なことなのです。
これまでのオンライン集会の様子はyou tubeで見ることができます。
11月18日院内集会&記者会見はこちらでごらんいただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=rFzkye0VJ60
第1回10/5~総論、利用者の原則2割負担とケアマネジメント有料化を中心に~
YouTube配信 https://wan.or.jp/article/show/10259
第2回10/19〜「要介護1、2の総合事業移行、福祉用具の買い取り」を中心に〜
YouTube配信 https://youtu.be/MCf1HdjjtzY
第3回11/3〜介護施設の職員配置基準をICTで引き下げることはできない〜
You tube配信 https://youtu.be/dXL7N86l1_Q
この【第3回で、高口光子が、発言しています‼️】
第4回11/10 訪問医療・看護の現場から〜介護がなければ在宅医療はできない!〜
YouTube配信 https://youtu.be/E1Jj7tU0UUo