現場で認知症老人に振り回されている私たちは、
こんな情報なんか信用しない。
◆情報じゃなくて
現場で認知症老人に振り回されている私たちは、
こんな情報なんか信用しない。
目の前の老人のことを丸ごと感じて、
その表情、コトバ、それも意味より口調から、
仮説を立ててやってみる。
すると、10回に1回くらいうまくいくことがある。
それが現実だと知っているから。
ま、打率をなんとか、二割五分まで持っていければ、
認知症介護の達人レベルだ。
そんな試行錯誤を繰り返して無い人ほど、
新薬や対人関係技術に飛びつきたがる。
▲5年前の5月20日の高口光子:フェイスブックへの
三好春樹さんの感想です。
三好さんは、
私たちが現場で見てる聞いてる介護のことを
普通の言葉で言い切ってくれる。
そうそう、ソレソレって共感する自分が出てくる。
三好さんは、
自分が介護の現場で見てる聞いてることを
言葉でいったん外に出してくれて、
私こそが現場にあることを気づかせてくれる。
だけど三好さんは、
あなたが気づいたんだから、
だからこうしなさいとは言わない。
三好さんは、
ここから先は、考えましょう。
という態度だから、
そこから、
よーっしって勢いで動き出す時、
ちょっと、どうするのか言ってよ!って言いたくなる時、
えーっ!よけいわかんない!って混乱する時、
いろいろな自分がありました。
三好さんがいなかったら、こんなに介護のことを
自分のことを考えなかった。
ありがとう、三好さん。
って、また、弔辞みたくなってしまった。
実物と随分あっていないので、
雲の上の人になってしまった感じかなぁ。