いま、なぜ、さらにひとが減らされるの?
3対1基準が4対1基準になる?!
わたしたちが、毎日、現場で積み重ねてきた努力をいっきょに根本から崩壊させてしまう恐ろしい介護保険改悪が検討されています。
いまでも少ない、もうひとりいてくれればと思いつつ、なんとか工夫、努力してきたのに、さらに減らされる。
それを監視カメラで補うらしい。
監視カメラは、使いようによっては現在の人員体制で何かの補助になるかも知れませんが、監視カメラが入ったから介護職員の人員削減ができるという根拠にはなりません。
監視は介護ではないし、カメラに介護はできないからです。
いま、現場にいる人間ほど、この人減らしの重大さ深刻さを実感し、導入された現場の悲惨を予想できると思います。
結局、介護業界にさらなる人手不足を起こし、過度な現場負担がますます虐待・身体拘束を引き起こします。
介護の質的低下をもたらすことは明らかです。
やっと集団処遇から個別ケアへという、介護の方向性が現場で実践されるようになったのに、これでは全く悪い方向への時代逆行となります。
これまで介護保険の有用性など、比較的ポジティブに捉えてきた私ですが、この「改悪」は絶対に認めたくありません。 日本の介護全体がなんとか踏みとどまるためにも認めてはいけません。
元気がでる介護研究所 代表 高口光子
2022年10月から続けてきた連続行動の締めくくり
11月18日(金)14時~16時は衆議院第一議員会館地下1階大会議室にて、院内集会および記者会見が開催されました。わたしも参加しています。そのもようはYouTubeでご覧いただけます。→ こちら
■署名のお願い
私たち「史上最悪の介護保険改定を許さない!会」は、認知症人と家族の会の署名キャンペーンに賛同しています。
署名サイトはこちらです
https://www.alzheimer.or.jp/?p=52799
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